WORKS -食品工場設備119番事例 -
東邦電気工事株式会社が手がけた施工実績やお客様にご提案した
ソリューションをご紹介します。
LED照明器具交換とコンベア用インバータ交換をスピード対応
2022.03.10
昨日は、食品工場担当の細江君から設備会社のあり方を学びました。
お菓子製造の工場長より、「照明器具32W×2灯用の明るさのLED8台が今、メーカーに無い。」とのご相談を頂きました。
蛍光管照明は、まわりがガラスで出来ている為、割れた場合に工場の広い範囲に飛び散ってしまいます。細かく割れたガラス片は機械の細部まで入ってしまい、ガラス片を完全に除去できるまで工場を稼働出来ないというデメリットがあります。完全に除去しきれないまま稼働し、万が一、製品にガラス片が入っていた場合には大事故になります。
そうなんです、HACCPではガラス片は重要な物理的ハザードでありながら、金属探知機では除去しきれない為、予防措置を取ることが重要で必要なんです。
(『Codex 食品衛生の一般原則』より『照明設備は破損により食品を汚染しないように保護されるべき』)
そこで、LED照明はポリカーボネートを使用している為、LED照明に交換する事で異物混入の予防措置を取ろうとなった訳です。
しかし、残念ながら私たちは、ご相談を頂いたご要望の製品を持ち合わせておらず、明るさの少し上の物、少し暗い器具であれば揃えることが出来ると連絡しました。
その間わずか5分、そのスピード感にお客様は、今ある16台を購入して頂きました。
また、LED照明は、紫外線・赤外線の放出が少ないという特長を持ち、虫がほとんど寄ってきません。また、生鮮食料品の劣化を防ぐことにもつながります。
更に、半導体不足で見つからないだろうと諦められていた、コンベア用インバータを全国に声かけをして、短納期で納品頂ける電材屋さんも見つけました。
工事長に大変喜んで頂き、その様子を見て私と細江君も大変嬉しくなり、二人で顔を見合わせ、おもてなしの王道は、なんとかして探し出すスピード感と思いに近づける逆算思考であると学びました。
東邦電気工事は、自社と協力会社と一体となるネットワークを構築して、推進していきます。
受変電設備・キュービクルの更新・メンテナンスから食品工場の衛生管理・HACCP対応、保守管理、高圧電気工事、空調設備工事、災害対策設備(BCP)は名古屋市・一宮市の東邦電気工事株式会社にお任せください。昭和11年に創業、昭和31年に東邦電気工事株式会社として法人化。それ以降、総合電気工事メーカーとしてたくさんの工場のお客様から直接受注を頂いてきました。現在は繊維工場や自動車関連工場だけでなく、食品工場や公官庁の電気工事・メンテナンスにも携わっており、お客様の「安心と感動」を提供するために日々邁進しております。